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学習法

社労士の試験に合格した後に第一種衛生管理者を受けたため、気合いはあまり入っていなかったというのが正直なところです。ただ、出張扱いで交通費も受験料も会社負担で受験するということもあり、どうしても一発合格を果たさなければならないという緊張感はありました。

第一種衛生管理者の試験対策としてやったことは、問題集2冊と参考書1冊だけ。参考書は問題演習を行う中で、解説を読んでも意味が分からないところを調べるためだけに使いました。通しでは読んでいません。と言うより読む暇はありませんでした。

問題を解くというよりは、問題を読んでも答えを導き出すことはできませんでしたので、とにかく何度も何度も馬鹿のひとつ覚えのように繰り返し問題集をやりました。

繰り返し一冊の問題集をやるということは、かなりの効果があります。その年に合格した社労士試験でも実証済みの方法です。社労士試験は、第一種衛生管理者とは違って、理解し、覚えなければならないことは膨大です。

その社労士試験でも、1冊の問題集を何十回も繰り返すということをベースに学習していたので、同じようなやり方を第一種衛生管理者でも実践したに過ぎません。

そして、1冊が完璧になった段階でようやく2冊目に突入します。2冊目のうち半分程度は1冊目の知識で解けてしまうため、2冊目は1冊目のときの半分程度の労力でマスターすることができました。

1冊の問題集を何度となく繰り返しこなすということは、学習の効率化にもつながります。最初の数回は、はっきり言ってさっぱりです。しかし、何度か繰り返していくうちに分かる問題と何度やってもわからない問題が明確になってきます。

そうなったところで、何度やっても正解が分からない問題だけに集中します。そうすることで、1冊の問題集を一通りこなす時間が短縮されます。時間が短縮されるので、効率よく学習を進めることが可能になり、そうこうしているうちに、問題集の中で、分からない問題がなくなります。

その次元までくると、1時間もあれば1冊の問題集を一通りこなすことができます。つまり、通勤の行きと帰りの時間だけで衛生管理者の試験対策を行うことができるようになります。こんな感じで試験に臨み、一発合格を果たしてしまいました。

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