油断禁物

衛生管理者試験をデータで見ると第一種衛生管理者試験で合格率50％前後、第二種衛生管理者試験で合格率60％前後と比較的簡単に合格できるように思います。

合格率が高く、ボリュームも少ない。自分の周囲にも合格者がちらほらいて、みんなから『簡単な試験だ』と言われば、『簡単に受かるのかな？』と思ってしまいがち。

しかし、油断は禁物です。合格率が高いと言っても、事実、半数くらいの人は不合格となっているのです。実際、管理人が受験した時は1回の試験で合格することができましたが、同じ部署で働いていた先輩は、一度失敗しており、結局は管理人が合格した後に再受験し、ようやく合格できたということもあります。

管理人自身、それなりに準備を行い、一応の自信を持って試験に臨むことができましたが、試験終了後、合格通知が届くまでは、落ちる可能性も捨てきれないなぁと漠然とですが考えていました。

実際に問題集を解いてみると分かりますが、それほど簡単ではありません。初めて問題集を見た人は、まぐれでもなければ正解を導きだすことはまず困難と言えるでしょう。

繰り返しになりますが油断禁物。一回の受験で合格しようと考えるのであれば、それなりの準備をしておくことをお勧めします。

なお、それなりの準備と言ってしまうと、講習会への参加や通信講座などを思い浮かべてしまう人もいるかもしれませんが、独学でも十分合格できる試験です。どのような方法を採るにせよ、しっかり学習して合格できるだけの知識を身につけることが何よりも重要になります。手段は関係ありません。