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試験の特徴

衛生管理者試験の特徴についてまとめます。一般的に有名な国家資格とは異なる面も多々ありますので、それらとの比較も交えて紹介したいと思います。

合格率が極めて高い

衛生管理者試験の合格率は軒並み50%以上と合格率が高いのが特徴です。弁護士や公認会計士、社会保険労務士など合格率が数%しかない国家資格があるのと比べると極めて高い合格率だということうかがい知ることができます。

データ上は二人に一人は合格します。簡単な試験にも思えますが油断は禁物です。あくまでも衛生管理者は、国家資格の試験です。あまく見ると痛い目にあいますのでご注意を。

年間の試験回数が多い

衛生管理者の試験は年に何十回も行われます。試験の実施は、全国7箇所にある安全技術センターで行われますが、少なくとも毎月1回は実施され、多い月には4回も実施されるセンターもあります。

弁護士や税理士といった国家資格の資格試験が年に1度しか実施されないのと比較すると極めて大きな違いと言うことができます。

これは衛生管理者という資格が、他の多くの国家資格と異なり、一定条件に該当した企業が安全衛生法に基づき、衛生管理者を専任しなければならないという安全衛生法の規定があることからきていると考えることができます。

短い準備期間で対応できる

国家資格の中には、合格レベルに達するまでに何年もの準備(学習)期間を要するようなものがある一方で、衛生管理者の場合は、個人差はあるものの、数週間からかかっても2ヶ月程度の学習期間で合格することが可能です。

合格率も高く、準備期間も短くてよい試験ですので、受験生にとっては是が非でも一発合格を果たしたい試験でもあります。特に社命を受けて受験する方が大半を占めるでしょうからなおさら一発合格が期待されます。

試験会場が少ない

衛生管理者試験の実施会場である安全衛生技術センターは、全国7箇所しかありません。必ずしも交通の便のよいところにあるとは限りませんので試験当日は、早朝から出かけ、試験が終わって家に着くのは夜遅くになるなどということもあります。

管理人は埼玉県さいたま市に住んでいますが、受験したのは関東安全技術センターで千葉県の市原市というところにあります。試験当日のことはあまりよく覚えていませんが、早朝に家を出てやっとの思いで最寄の駅に到着。半分旅行気分だったのを記憶しています。

落とすための試験ではない

一般的に試験には2つのタイプがあります。大学受験のように落とすための試験もあれば、落とすことが目的ではない試験です。衛生管理者試験は後者に該当します。つまり、まじめに勉強すれば誰もが合格できるということです。

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