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お勧め問題集と活用法

衛生管理者試験で合否の要となるのは、何と言っても問題演習にあります。試験時に問われるのは、アウトプットの能力です。参考書を10回読んで試験に臨んでも、アウトプット力が養われていないため、合格はおぼつかないと言えるでしょう。

参考書学習を否定するわけではありませんが、問題集中心の学習を繰り返した方が、インプットとアウトプットを同時進行で行うことができるため、定着力が高まり、効率良く学習を進めていくことができます。

受験勉強の開始に当たっては、過去問を最初からやっても構いません。衛生管理者試験の場合、年に何十回も試験が実施されていますので、同じような問題が出題される可能性は極めて高いと言われています。

過去問を完璧に仕上げることで、合格に大きく近づくことができるようになります。問題集の解説では理解できない時に参考書を広げてつまみ食いしていけば、効率よい学習を進めていくことができます。

問題集は最低2冊

問題演習中心の学習をお勧めしましたが、問題集の数は2冊程度で十分です。冊数を増やすよりは、その2冊を完璧になるまで繰り返すことの方が重要です。また、2冊目は1冊目が完璧に仕上がるまでは手を付けてはいけません。学習効率が低下する原因となります。

学習開始当初は、記憶の定着率も低いため、1度やった問題でも次の日には忘れているということはよくあります。2日経っても3日経っても忘れないくらい1冊目を仕上げてから2冊目に移るのが基本になります。欲張ってすぐに2冊目をやろうとすると、どちらも中途半端な状態となってしまいます。

大概の場合、1冊の問題集で完璧ということはありませんが、1冊の問題集の中に衛生管理者試験対策に必要な問題は多数ちりばめられています。その1冊を完璧に仕上げるということは、100点は取れないまでも40点、あるいは50点、60点は取れるということを意味します。多くに手を出すのではなく、1冊を繰り返す。くどいようですが、これが基本です。

なお、言うまでもないと思いますが、問題集2冊のうち、1冊は過去問集にすることをお勧めします。

2冊目の問題集のやり方

1冊目の問題集を何十回も繰り返して完璧にした後は2冊目の問題集に取り掛かります。その際のポイントは一つ。まずは、答えを見ないで問題を解く。難なく正解なら、その問題にはバッテン(×)を大きくつけましょう。バッテンをつけるのは問題に対してというよりは各選択肢に対してつけます。

これは二度とその問題(選択肢)は解かない(読まない)という意味です。後にも先にも一回こっきりです。ちなみに、正解ではあったけど、不安が残る場合は残しておきましょう。

なぜ、そんなことをするのか?全ては効率化のためにほかなりません。1冊目の問題演習で身に付けた基礎力でできた問題を2冊目で何度も繰り返す必要はありません。時間と労力は有効に使いましょう。1冊目と重複する箇所を2冊目でもやる必要はないのです。

以下、サイト管理人のお勧め問題集を紹介します。

U-CANの第一種・第二種 衛生管理者これだけ!一問一答集

通信講座最大手のU-CANの一問一答集。第一種・第二種の両方に対応。初めて手にとる一冊としては最適。初学者が実際の試験形式の問題を解いても全く分かりません。一問一答だとクイズのような感覚で学んでいけるので効率的な学習ができます。価格も税込1,575円とお手頃。U-CANの参考書と併用するという方法もお勧めです。字が読みやすいのも○。

スーパー合格 第1種衛生管理者国家試験対策過去10年問題集

過去10年分の過去問が収録された比較的ボリュームのある問題集です。これさえしっかりやっておけば、ほぼ合格は間違いないと言えるくらいの内容です。問題と解答が見開きで掲載されているのでストレスなく学習を進めていくことができます。

衛生管理者テキストをお得に(参考)

衛生管理者試験では、そんなに沢山の問題集・テキストは必要ありませんので、合格に必要なテキスト類を購入するのに1万円も掛からないと思いますが、現在実施されているとあるキャンペーンを活用すると2,3冊程度のテキスト・問題集がタダで手に入ります。期間限定で年に数回しか実施されないキャンペーンですので、検討してみる価値はあると思います。⇒詳細

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